コンファレンス プログラム

Day 1 — 10月14日(水)
時間 セッションタイトル 登壇者
10:30〜 基調講演:ラベル業界の現在地と2030年の展望 ラベル新聞社 社長
11:30〜 デジタル印刷の最前線 — 機器選定と導入効果の実例 エプソン販売
13:00〜 サステナビリティと素材革新 — 環境対応ラベルの現実 王子タック / リンテック
14:00〜 小ロット多品種時代のビジネスモデル再設計 業界有識者パネル
15:00〜 偽造防止・セキュリティラベルの進化と市場ニーズ オーテック
16:00〜 AIを活用したラベルデザイン・品質管理の最新動向 DACエンジニアリング
Day 2 — 10月15日(木)
時間 セッションタイトル 登壇者
10:30〜 ★ 特別講演:ラベル事業の持続可能性に向けて 松口 正 氏(OSPホールディングス 代表取締役社長)
11:30〜 フレキソ印刷の現代的価値と大量生産ラインの最適化 太陽機械
13:00〜 医薬品ラベルの規制動向と対応戦略(GMP対応) ILファーマパッケージング
14:00〜 食品ラベル表示改正への実務対応 監修:食品表示士
15:00〜 EC拡大時代の梱包・ラベル戦略 ワールド・プリンター / キングジム
16:00〜 ラベル業界のDX推進 — 工程管理・受発注・在庫のデジタル化 業界IT有識者
17:00〜 ネットワーキングセッション&名刺交換会 全参加者
注目講演:ラベル事業の持続可能性に向けて
Day2 10:30〜 | コンバーターセッション | コンファレンスA会場
松口 正 氏(株式会社OSPホールディングス 代表取締役社長) — 連結売上高 約1,100億円、グループ従業員 約3,000名のラベル専業大手トップによる実践的講演
📄 受講レポート(PDF)を開く

OSP社長による講演は今回のコンファレンスで最も実務的・示唆に富む内容。連結売上高 約1,100億円・ラベル単体 約640億円のOSPグループの実績と変革を軸に、ラベル業界が持続可能であるために何が必要かを語った。デジタルと従来機の組み合わせ方、剥離紙リサイクル、AIデザイン、ウェルビーイング経営まで多岐に渡る。以下に5つのメッセージを整理する。

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① 垂直統合 × グローバル展開
材料調達から印刷・加工・物流まで自社グループで担う垂直統合が強さの源泉。環太平洋エリアへのサプライネットワーク拡大で、地産地消モデルと輸送コスト・CO₂削減を同時に実現。
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② デジタルと従来機の正しい組み合わせ
従来機 約380台に対しデジタル機 約41台(台数1割)でありながら、受注件数の約27%をデジタルが担う。受注の約65%が3万円以下の小ロット。デジタルは「小ロット専用機」として割り切り、従来機の稼働率を守る設計が収益の鍵。
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③ ライナーレスより重要な剥離紙リサイクル
「ライナーレスが環境対応の本命」という論調に疑問を呈し、既存のラベルから発生する剥離紙(グラシン紙)の回収・リサイクルの仕組み構築こそが現実的かつ重要な課題と主張。
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④ AIデザイン:制作はAI、価値創造は人間
多様なデザイン展開や初稿制作はAIに任せ、スピードを向上。一方、ブランドの世界観・感性的価値の創出は人間が担う。「AIを恐れるのではなく、AIと役割を分担する」という現実的なスタンス。
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⑤ ウェルビーイング経営・ラベルの原価に従業員の幸福を
「業界で働く人が元気でなければ、その業界は続かない」。環境問題を語る前に、ラベル業界で働く人が『一番幸せ』と言える業界に。ウェルビーイング経営を事業戦略の中心に据えることが持続可能なラベル業界の基盤。

📊 講演スライド(受講レポートより抜粋)

クリックで拡大。全スライドは上部の「受講レポート(PDF)を開く」から。

OSP講演 表紙 🔍 拡大
表紙 — 松口 正 氏 / OSPホールディングス
5つのメッセージ 🔍 拡大
講演の要点:5つのメッセージ
OSPグループ規模 🔍 拡大
OSPグループ:垂直統合型企業の全体像
ラベル事業の実像 🔍 拡大
ラベル事業の実像:受注の65%が3万円以下の小ロット
成長戦略 🔍 拡大
成長戦略(2022〜):三位一体の価値と4つの柱
デジタルプリントベース 🔍 拡大
Novel Method:デジタルプリントベース+夜間無人印刷
デジタルと従来機の組み合わせ 🔍 拡大
デジタルと従来機の併用で利益を生む
剥離紙リサイクル 🔍 拡大
ライナーレスより重要な「剥離紙リサイクル」の課題
AIデザイン 🔍 拡大
AIデザイン:制作はAI、価値創造は人間
講演の結び 🔍 拡大
講演の結び:「ラベルの原価に、従業員の幸福を」
2009年と2026年の比較 🔍 拡大
参考:数字で比べる 2009年 → 2026年
17年の変化 🔍 拡大
17年の変化から読み取れること(所感)